【技術メモ】incrondを自動起動として設定する
あるお客さんから「サーバー再起動したらシステムが動かなくなった」と問い合わせてをもらい、調べたらincrondが動いていませんでした。 今後は自動起動にして問い合わせがないようにしたいと思います。
[ 目次 ]
はじめに
こんにちは、香港に住んでいるWEBデベロッパーのなかむ(@nakanakamu0828)です。
今回はincrondを自動起動設定に登録した際の技術メモです。
incronについての説明は、過去の投稿をご確認ください。
対象サーバーのOSは、CentOS7です。
$ cat /etc/redhat-release
CentOS Linux release 7.5.1804 (Core)
自動起動一覧表示
まずは、自動起動の一覧を表示してincrondの状態を確認します。
# systemctl list-unit-files -t service
・・・
incrond.service disabled
・・・
disabledなので有効になっていない状態ですね。
ステータスについて
表示 | 状態 |
---|---|
enable | 自動起動設定有効 |
disable | 自動起動設定無効 |
static | 単体では自動起動できないサービス |
特定サービスの確認
サービスを指定して状態を確認することもできます。
例えば、incrondがenableか確認する場合は
$ systemctl is-enabled incrond
enabled
ちなみに、is-enabledを指定した有効かどうかの確認しかできません。
is-disabledはないので注意しましょう。
incrondを有効/無効に変更する
有効にする場合は、以下のコマンドを実行します。
# systemctl enable incrond.service
無効にする場合は、以下のコマンドを実行します。
# systemctl disabled incrond.service
最後に
皆さんも自動起動を行うサービスをきちんと管理できるようにしていきましょう!